LANWAYを心から楽しめる人を増やすのは、丁寧で誠実なコミュニケーション。

HRY.W

Profile

大学卒業後、某大手化粧品会社に入社。4年間、接客業に従事しお客様とのコミュニケーションから積極的傾聴を学ぶ。その後、社会貢献としてのコミュニケーション能力を活用する場とし企業の人事・採用業務を経験。さらに幅広くエンドユーザーに近い立場となることを目指すため、2022年にランウェイへ入社。現在は採用業務の一切を担当する。

自分にできる最大限の貢献を、するために

「やれる仕事はとことんやりたいんです。派遣だからとか正社員だからとか関係なく、自分ができる最大の貢献がしたい」とまっすぐに言うY.Wは、LANWAYの人事担当だ。入社まではさまざまな業種で、採用や労務、契約といった人事まわりの経験を積んできた。前職は派遣社員だったため、権限の関係で会社の奥まではなかなか踏み込みきれない。そのもどかしさからもっと全力を注げる環境を探していたとき、知人の紹介でLANWAYとめぐりあった。

「いままで勤めてきたのは100人以上の企業ばかりだったので、採用人事まわりの仕組みはすべて整っていたんです。やることがほぼ決まっているなかで、微調整をしながら滞りなく進めていくのが仕事でした。それも充分面白かったけれど、LANWAYでは人事の専任者が初めてということもあって、未開拓ならではのやりがいがあります」

これまでと同じ人事の仕事とはいえ、1を10にする仕事と0から1を作り出す仕事はまったく違う。それでも挑戦できると感じたのは、LANWAYが風通しのいい組織だったからだ。

「面接で代表の片田さんと話したとき、チームの弱みや課題感を包み隠さずに話してくださったんです。だからこそ前向きに、どうやって改善していこうかという話ができた。まだ採用も決まっていないのに、そうやってすぐ具体的なアクションを検討する話になるなんて、面白いですよね。でも、入社してからもこうやって意識をすりあわせながら細かいことを決めていけるなら、0から1にする仕事を必要以上に怖がることはないなと思えました。むしろ、代表ともこうして本音をぶつけあえるなんて、面白そうだと感じたんです」

試行錯誤を一つひとつ積み重ねて、使命を果たす

LANWAYには、密度の濃い仕事が山のようにある。その仕事をより面白くし、価値あるものに変えていくためには、さらなる仲間が必要だった。これまでも多くの媒体で求人を出し、スカウトを打っていたが、人はなかなか増えていかない。

「LANWAYはさらに前進していくため、ただ数を増やすだけの求人ではなく、質を重視するフェーズに入りました。だから着任してすぐ、求人票やメールの文言、スカウト対象者の絞り込みなど、細かいところからすべてを見直していったんです。もちろん、採用人事として初めて取り組むことも多く、不安はありました。『すぐにいい人が見つかるかな』『専任の私が入っても、数字が変わらなかったらどうしよう』なんて悩んだりもして……でも、入社数週間でそんな弱音をこぼしたとき、片田さんが『採用なんて時間がかかるものなんだから、気負いせずにじっくりやって』と言ってくれたんです。おかげで、肩の力が抜けました」

仕事をしていて一番うれしいのは、やっぱり内定者が決まったとき。配属される現場のメンバーが喜んでくれると、いい人を仲間にできてよかったと心から思う。学生時代は運動部のマネージャーをしていたこともあり、人と人の間に入ってケアしたり、全体の流れを見たりするのは得意だ。でも「私にはまだ、人事としての明確な強みがない」と、彼女は言う。

「だけど、なくてもいいのかなと思ってもいるんです。強みがなければ正解のスタイルもないから、どんどん新しいチャレンジを取り入れていける。PDCAを回す速度は速いほうなので、現場のニーズを汲み取って、代表とすりあわせながら、その時々でベストだと思う施策をどんどん打てます。ただ、現場のことを知っていないと候補者に正しい情報が伝えられないので、そこは勉強が大切。採用ポジションの仕事領域をヒアリングして表にまとめたり、エンジニアの採用について書籍で学んだり、インプットは心がけています」

いい採用の極意は「採用したい」に負けないこと。スキルが必要な仕事に「未経験でも大丈夫」などと甘言を弄せず、つねに誠実なコミュニケーションを貫いている。

「足りないものは足りません。でも、組織のその足りなさを楽しんで、みずから埋めていきたいと感じる人なら、絶対にLANWAYを楽しめます」と、笑う。

黎明期の組織づくりを、創業メンバーのように担える

彼女は入社してからすぐに、全社員との面談を実施した。中の人を知らなければマッチする人材は採れないし、定着を促す仕事もできないと考えたからだ。

「みんなのことを知りたいし、みんなにも私のことを知ってもらう必要があると思ったんです。一人30分くらいのお時間をいただいて、仕事の内容やこれまでのキャリアから、趣味や家族といったプライベートのことまで、いろんなお話をさせてもらいました。そういうコミュニケーションのなかで、たとえば片田さんや直属の上司に言えないような悩みが聞ける関係性がつくれたら、組織をよくしていくための一歩も踏めると思ったんです。もちろん初回から本音は聞けないけれど、それはこれから。半年に一回くらいのペースで続けて、社内の改善につなげていきたいと考えています」

採用自体は長期戦だ。だからこそ、まずすぐに会社に貢献できることを考えて、この面談を始めた。ゆくゆくは代表やチームリーダーの1on1にしていきたいけれど、いまは黎明期で業務そのものがめまぐるしいぶん、人事が巻き取れる部分を巻き取りたいと思っている。社内の環境を整えていくことも、人事の仕事だ。

「私だってまだまだ新入りだけど、人事というポジションを最大限に活用して……あえて空気を読まずに『それじゃ組織にとってよくないから、こうしたほうがいいですよね!』なんて本音で言っちゃうほうが、役目を果たせるかなと思っています。でも、それだけ主体的に組織づくりに関われるのは、本当に面白いこと。一人ひとりの社員や代表との距離も近いし、何がいま必要なのかを考えて動いていく、創業メンバーに近いやりがいが味わえます。ただ、業務自体が変動するものだから、採用の優先順位や要項もどんどん変わっていくのは大変ですね。でも、誰もが真剣に仕事と向き合った末での変更だから、私もそこに応えるべく、全力で取り組めるんです」

LANWAYを牽引していく人材の採用は、まだ始まったばかり。

「やらない理由は、いくらでも挙げられると思うんです。忙しいから、わからないから、経験がないから……。でも、いまの自分でやっていくにはどうすればいいか考えて、くらいつける人に入ってきてもらえたらと思っています」