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AI画像生成は、実務に使えるのか?①制作現場で、AIってどうなん?【2023年6月検証】

デザイナーがIT業界のトレンドチェック!

エンジョイお仕事!デザイナーJです。
という訳で、初めての記事投稿になります。

当ブログの今までのナレッジ記事とはまた趣向を変えまして、一人の業界人の検証や考察、また実際のデザイン業務といった私からの一次情報を、できるだけ職種に関係なくどなたでもわかりやす〜く、そしてちょっぴり役立つ記事として、反面教師的ズッコケ話等も交えながらカジュアルスタイルで共有させていただこうと思います。どうぞお気楽にお付き合いください。

LANWAYのコアバリュー「ホンネでつくる」に習いまして、ホンネぶっちゃけでお伝えする所存です!

制作現場でAIどうなん?

さて、今回の本題ですが、ご存知の通り、世界中で話題となっていて日進月歩の「AI」。IT業界のみならずWEB上を見ても、様々な検証や実務への応用が散見されます。

私の周辺でも、この先進技術に興味をお持ちの方も多く、職種老若関わらず、各々で様々な実務への検証をなされています。
例えば、エンジニア兼ディレクターのHさんは、早くから実務へAI応用を数多く熟されています。

AI活用が進んでいるプログラミングの世界では「書いたプログラムのチェックとかに普通にAI使ってます」ということはよく耳にするのですが(ちなみに私はそもそもコード書けない笑)、このHさんは、コードチェックのみならずいろいろ実務レベルで応用されています。例えば、以前に作成されたこのサイトのヘッダー部分は、動きのあるビジュアルを含め、イチからプロンプト入力(通常言語テキストによるコマンド入力)の繰り返しで作成されたそうです。

https://www.w-badge.com/
上記サイト:badge(バッジ)は、NFT配布を簡単に行えるサービスで、イベントを中心にNFTに関する配布支援なども行なわれているということです。(運営元:株式会社和らしべ様)

「え?そろそろ触っとかないとヤバいかも?」と言いつつも、なかなか食指が動かなかった私も、流石にお尻を叩かれている気分となりました。とりあえず触らなきゃ!

以前に、とあるプロジェクトで「ハイテンション関西弁でマジなアドバイスをLINEでくれるマスコットキャラクター」といった、テキストでのアウトプットするものは作ってみたりしたのですが、、


うーむ。私の専門はデザインでございますから、画像生成やデザインワーク系のAIをやらなきゃ話になりません。まずは各専門の「WEB情報より詳しい大先輩諸氏」に最新動向を伺いつつ、兎に角自身で見て触って、ぶっちゃけどんなものなのか?といったリアルを皆様に共有させていただこうと思います!

代表的な画像生成AI

ざっくりと現在のメジャーどころの画像生成AIを調べてみると、、、

「めっちゃイッパイある!(泣)」といったところですが、ここは一旦落ち着きまして、世間が共通に話題にしてるものを冷静にチョイスいたします。

↑Midjourney: Discordでプロンプト入力するというお手軽UIながら本格的な画像生成を行えることからイチ早く話題に。


↑Stable Diffusion:コミュニティによって派生モデルやツールが数多く開発され、様々な応用が進んでいる画像生成AI。開発コードやモデルデータがオープンソースとして公開されている。

Canvaの画像生成AI:
Canbaは、無料プランでもデザインワーク行う上で充分な機能と数多くの素材が使えるとあって、近年、急速にユーザ数を増やしているオンライングラフィック作成ツール。AI画像生成は、一日25回までの回数制限あり。(2023年6月現在)

Adobe Firefly:
Adobeの画像生成AI。著作権的にクリアな画像を生成可能。生成画像のクオリティも比較的高め。PhotoShopやIllusutoratorなどのグラフィックツール内の描画機能としての応用開発も進行中。(2023年6月現在)

AIに実際に触れてみたら…

代表的な画像生成AIを、実際にザックリ試してみましたら・・・あらやだ意外に面白いですね(笑) しかも、使い処によっては現状でもすぐにデザイン実務に使えそうな機能もございました!

とは言っても、各々に特性があって使い分けが必要なんですね!各AI画像の比較検証等、今後シリーズでご紹介できればと思います。

日々新たなスタンダードが生まれるこの世界ですので、この記事も数ヶ月後にはネタとしての鮮度は怪しいところではありますが、現在の私にとってはまだまだ未知のゾーンにて、ワクワク興味の赴くまま検証を進め、この初体験レポを皆様と共有させていただこうと思います。乞うご期待!(2023年6月)

この記事の著者

すえつぐ じつお

UI/UXデザイナー

流行りもの大好きデザイナーが行う、話題テックの検証や考察、また実際の業務Tipsなどのちょっぴり役立つ一次情報を、どなたでも分かりやすいカジュアルスタイルで共有します。

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